なら燈花会(ならとうかえ)(奈良燈花会)は、奈良を代表する観光地である興福寺、猿沢池、奈良国立博物館、東大寺、春日大社などが存するエリアが夜にロウソクの光で灯されるイベントです。
毎晩2万本のろうそくのあかりが奈良の街をあざやかに彩る、神秘的なイベント。毎年約100万人もの人が訪れます。
そんな、なら燈花会に行く場合のアクセスルートやおすすめルート、ライトアップなどの情報をご紹介していきます。
もくじ
なら燈花会2020の日程・点灯時間・会場アクセスは?
なら燈花会(奈良燈花会興福寺の五重の塔や猿沢池が見えたらイベントエリアの始まりです。
日程と会場アクセスの詳細な情報は以下のとおりです。
なら燈花会2020の日程と点灯時間
例年、8月5日頃から1週間程度開催されています。
ろうそくの点灯時間は、19時~21時45分くらいです
*2020年については、コロナ渦の影響で8月5日から14日までの10日間の予定でしたが、中止となってしまいました。。。残念ですが、仕方ないですね。
でも、そのかわり、無観客で実施し、その映像のネット配信されることが決定!
「#おうちで燈花会」として開催されるそうです♪
おうちで燈花会、楽しみましょうね〜!!
なら燈花会2020の会場とアクセスは?
なら燈花会の会場
奈良県奈良市奈良公園一帯の、以下10会場です。
浮雲園地・浅茅ヶ原・浮見堂・猿沢池・甍~I・RA・KA~
興福寺・奈良国立博物館前・東大寺・春日大社・春日野園地
会場は10箇所に分かれていますが、会場ごとに演出が異なります。
なら燈花会の会場へのアクセス
近鉄奈良駅から東へ徒歩10分程度
JR西日本奈良駅より三条通りを東へ徒歩15〜30分。
奈良交通市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」・「大仏殿春日大社前」下車。
なら燈花会の駐車場は?
なら燈花会(奈良燈花会)の駐車場は、燈花会の専用(特設)はありませんが、
奈良市内の中心には上記地図に記載されているとおり、県営や私営の駐車場があります。
でも、開催期間中は春日大社近くの駐車場は規制されており駐車できません。
会場からいちばん近いのは、県庁の県営駐車場です。1日1,000円です。
奈良公園近隣には民間の駐車場があります。
奈良登大路自動車駐車場
料金は車で1日1,000円です。
興福寺や奈良国立博物館前に近いので、興福寺や奈良国立博物館前をメインにまわりたい方におすすめ。
奈良高畑自動車駐車場
料金は車で1日1,000円です。
浮見堂に最も近い駐車場なので、浮見堂から見て回りたい人にはおすすめです。
なら燈花会の駐車場の混雑を避けたいなら
少し離れてしまいますが、大和西大寺や、新大宮駅近隣の駐車場もおすすめです。
但し、奈良駅までは電車を乗り継ぐ必要がありますが(片道6分)、スムーズに出入りができるのでおすすめです。
いずれにせよ、なら燈花会は毎年約100万人もの見物人が訪れるイベントです。
すぐに埋まってしまう可能性や交通規制が敷かれて、駐車場にアクセスできない場合があるため、早めに余裕をもって出掛けましょう。
「どうしても」という場合を除いて、電車やバスなどの公共の交通機関を利用するのがおすすめです!
なら燈花会の交通規制に注意
なら燈花会(奈良燈花会)の期間中は上の画像にあるように
例年、開催期間中は猿沢池と三条通で、夕方ごろから交通規制が敷かれるため、2019年も同様の措置がとられることが予想されます。
さらに開催日の最終日には例年、奈良国立博物館の北側や奈良県庁の東側の道路でも夕方ごろから交通規制が敷かれるため、注意が必要です!
マップで駐車場を探していると、奈良公園内の駐車場や三条通りより南側の駐車場が表示されます。
「駐車場見つけた!」と思って近くまで行ってみると交通規制が敷かれていた・・・・・・なんてことががあるため、必ず交通規制の場所を確認して、駐車場を探しましょう。。
なら燈花会の鑑賞場所と穴場スポットは?
なら燈花会(奈良燈花会)の見どころは、なによりもろうそくの光や行燈の数です。
歴史的に重要な意味を持ち、かつ奈良の主要な観光地が夜間に灯されているのは見ごたえばあり、とても風情が感じられるものです。
管理人イチオシ!猿沢池・五十二段
興福寺の五重の塔が望める猿沢池と五十二段は、なら燈花会(奈良燈花会)の会場のメインエリアからは少し西側に外れますが、
猿沢池の水面に映るキャンドルの灯火がとってもきれいで、興福寺とあわせてマストスポットです。
猿沢池の穴場スポット
猿沢池の穴場スポットは、猿沢池のさらに南西側のベンチです。
ここから興福寺の五重塔側を見ると、ライトアップされた五重塔やロウソクの光などが猿沢池に映り、幻想的で非常にキレイです。
また、座りながら見ることができるので、カップルはもちろん子供連れのファミリーまでゆったりとくつろぐことができます。
興福寺
興福寺は、五重塔と金堂のライトアップとキャンドルのコラボが見どころの、燈花会(奈良燈花会)の会場の中でも大人気の鑑賞スポットです。
国宝館へと続く参道の両側にもろうそくが灯り、奈良を代表する仏教建築がキャンドルでライトアップされる様子は、2019年は必見の会場です!
春日野園地は最大規模のろうそく
春日野園地は、最大規模のろうそくが設置されるため、壮大なスケールの景色が楽しめるスポットです。
東大寺と若草山を背景にしてろうそくが海が広がり、なら燈花会(奈良燈花会)を象徴します。
奈良の都ならではの光の海が堪能できること、請け合いです!
浮雲園地は地上の天の川
浮雲園地は、春日野園地とならぶメイン会場です。
「地上の天の川」とたとえられるほどで、ろうそくの灯りで「燈花会」と描かれているのは必見です!
また、「浮雲園地〜春日野園地」は隣りあっているため、連続して訪れるのがおすすめです。
甍~I・RA・KA~のフードブースでひと休み
甍~I・RA・KA~は、奈良春日の国際フォーラムにあります。
会場入口の「燈カフェ」をはじめとしたフードブースもあるため、見物の途中で休憩をとるのにおすすめの会場です。
ほかにも、春日野園地の付近には飲食ブース、浅茅ヶ原会場の近くにも、縁日がありますよ。
奈良のお店は閉店が早いところが多く、灯花会が終わる時間(21時頃)は飲食店が混み合うため、こちらである程度お腹を満たしておくこともおすすめです。
浅茅ヶ原は芸術的なコラボ
浅茅ヶ原会場は、ろうそくの灯りと竹で作られたオブジェのコラボレーションが鑑賞できたりと、芸術的ななイルミネーションが楽しめることが特徴です。
浮見堂は水上からでロマンチックに
浮見堂も、とても人気のあるスポットです。
ろうそくの灯りが鷺池の周囲をふち取り金色に浮かび上がる浮見堂は、全会場の中でも特にロマンチックなスポットとして大変人気があります。
カップルで貸しボートに乗って水上から景観を楽しむのが大変おすすめです!
奈良国立博物館前
奈良国立博物館は、明治期に建てられたレトロな西洋建築。
そんな博物館が、ろうそくの灯火に照らし出される風景は、とってもおしゃれです。
是非とも足をのばしてみてください!
春日大社(最終日)
なら燈花会(奈良燈花会)の最終日限定の春日大社の万燈篭とろうそくによるイルミネーションは、超絶景スポットとなっていますのです。
大変混雑いたしますが、訪れる価値はありますよ。
東大寺(最終2日間のみ)
東大寺は、開催期間最終2日間のみの限定会場です。
世界遺産の建物が美しいキャンドルライトに浮かび上がる景色は大変荘厳で、必見のスポットとなっています。
なら燈花会の混雑状況
なら燈花会(奈良燈花会)の混雑状況は、会期の序盤や平日は比較的動きやすいですが、土日には春日大社や東大寺の方は非常に混雑しています。
また最終日には春日大社で灯籠を点けるイベントも開催されており、それも相まって混雑します。
混雑を避けたいのであれば会期の序盤や平日に行くことをオススメします。
混雑してても良いということであれば、最終日に春日大社の万灯籠というイベントも合わせて行くことをおすすめします。
奈良のお店は閉店が早く、灯花会が終わる時間(21時頃)は飲食店が混み合うので、近鉄奈良駅の近くでご飯を済ませてから行くことをオススメします。
なら燈花会の花火は?ろうそくの点火はいつごろ?
なら燈花会(奈良燈花会)では、花火があがりません。夏のイベントなので、期待しちゃうかもしれませんが、ないので注意してください。
そのぶん、ろうそくのイルミネーションを十分に堪能できます。
ろうそくの点火は、19:00前ごろです。
19:00前から点火されている場合もありますし、19:00過ぎると次第に混雑してきますから、ちょっと早めに訪れるのがおすすめです。
なら燈花会は自分でろうそくに火を灯すこともできる!
恋人どうしやお子様連れの方の思い出づくりにおすすめなのが「一客一燈」(いっきゃくいっとう)です。
なら燈花会(奈良燈花会)のろうそくは、スタッフが点火するもののほか、自分だけのろうそくに点火できのが「一客一燈」があります。
ろうそくを灯すカップには、ハート形などもあって、好きな場所に置くことができます。
ろうそくの幻想的な景色の中、恋人どうしの願いやお子様の成長への願いを込めて、ろうそくに火を灯せば素敵な思い出になることでしょう。
一客一燈ができる場所や詳細は下記の通りです。
受付会場:浮雲園地会場、甍-I・RA・KA会場
受付時間:19:00~21:30
日時:燈花会開催期間中
協力金(参加費):500円
プレゼント:記念の散華がもらえます
まとめ
「なら燈花会2018」についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
なら燈花会(奈良燈花会)とはどのようなイベントなのか?
開催される場所、日程、駐車場、穴場スポットなどをご紹介しました。
このイベントのエリアになっている部分を一通り回るだけで、奈良の主要な観光地を回ることができます。
また、イベントの初日には春日国際フォーラムでステージイベントなども開催されたりと見どころもいっぱいあります。
カップルで行ってもいいですし、友達、家族連れなど客層もいろいろなので、誰にとっても行きやすいイベントです。
夏休みの旅行にもおすすめの観光地なので、是非足を運んでみて下さいね。