懇親会、送別会、歓迎会、忘年会、新年会、慰労会・・・
職場の飲み会、いろいろありますね。
飲み会幹事のお鉢が回ってくるのは、だいたい20代の若い新人!
やりたくもないけど、やらないわけにもいかない。
仕事の評価につながるかもしれない。
失敗しないか、心配ですね!
そこで、失敗しない、できる幹事になるポイントを探ってみました。
ところで、飲み会といっても規模はさまざまです。
10人以下の参加者から、100名を越える参加者がいるような場合もあります。
当然、規模が違えば良いやり方も違います。
まずはそのことをしっかりと頭の中に入れておきましょう。
ここでは、比較的多い、参加者20~30人くらいの飲み会を考えることにします。
もくじ
飲み会幹事に多い失敗とは? 店選び? 料理の質?
お店選びは大切です。
飲み会幹事で失敗する多くのケースはお店選びです。
なんといっても、最後に残るのはお店の印象。
お店の印象がよければ、
飲み会中の少々の不手際は目に見えないし、記憶にも残りません。
飲み会の進行がよくても、お店の印象が悪ければ、
あとあと記憶に残るのはお店の印象だけ、ということもあります。
それでは、お店選びにはどんな点に気をつければいいのでしょうか?
ここでは、幹事経験者である私の失敗に基づき、
「お店選びはこうしておけばよかった・・・orz」
というポイントを挙げていきたいと思います!
飲み会の場所選び
・職場から近からず遠からず
・駅から近い場所
・老若男女誰もが行きやすい場所
そんな場所にあるお店をまず候補にあげてみましょう。
飲み会の料理とお酒
まず、会費や予想されるカンパなどによって決まる予算内に収める必要があります。
いちばん悩むところですよね。
「安いがまずい」も「美味いが高すぎ、しかも量も少ない」というのは、歓迎されません。
こればかりは、予算に合わせて中庸にするのが良いです。
料理の種類は、和風、中華風、朝鮮風、洋風、エスニック、無国籍風にするかなど、
予想参加者の構成・嗜好を考えたりしますが、
直近の飲み会(昨年の忘年会、前回の歓迎会 等)と同じジャンルは選ばないように気をつけましょう。
料理内容と量については、とりあえずコースにするのが常道。
予算計画も立てやすいし、割安なケースも多いです。
お酒の種類については、今はどんなジャンルのお店でも、だいたい何でも飲める時代です。
あまり気にする必要はありません。
ただし、飲み放題付きにするかどうかについては状況次第です。
飲み放題にすれば無難な線は押さえられますが、お酒の種類が限られる場合が多いですし、
お酒を飲まない人には、あまり好まれません。
また、銘柄酒にこだわりのある人が比較的多い職場もあります。
ですので、飲み放題にするかどうかは、ある程度参加者の趣向をリサーチして決めるか、
飲み放題に加えて、アラカルト注文もOKというかたちにするのもいいでしょう。
一方、そうすると、幹事の意に反して予算が厳しくなることもあります。
ですが、個別注文するような人は支払いのとき、心強い援軍となることが多いです。
いやな顔はしないでおきましょうね。
なお、お酒を飲まない人が多い場合は、
結果的には、割高になる場合が多いので注意が必要です。
また、お酒を飲まない人(ドリンクの注文が少ない人)に対して、
「デザートを注文してみませんか?」と配慮すると喜ばれます♪
飲み会のお店の雰囲気
そして、最後に、お店の雰囲気についてです。
会場の広さ、ほかのお客さんグループの動静、店員さんの態度、料理の分量と予算に応じた質。
これらの印象が良いお店では、途中、少々面倒なことが起こっても、
最後は気持ちよく飲み会を終えられます。
なので、
できる限り、事前の敵状視察をしましょう!
今はネットや電話で簡単に予約がとれますが、
実際にお店に足を運んで店員さんに料理の説明を受けたり、
写真を見せてもらったり、分量を聞いたりするのは、とても大事なことです。
「ネットで見た写真とイメージが違う」ということになって、
飲み会当日に恥ずかしい思いをするのは、アナタですよ!
どれくらいのクオリティの料理が出てくるか実際に食べてみるのもいいでしょう。
ランチタイムなら手軽な価格で食べられるので、おすすめです。
それでも心配な場合は?
えっ、大変だー。
新人にそんなこと簡単にできないよ!
そうですよね。誰でも簡単にできることなら、なにも心配しません。
それなら、助っ人をたくさん作りましょう!
だって新人の幹事さんのまわりには、
元幹事さんや、お酒好きな人、食べるのが好きな人、お店に詳しい人、
「あの上司はあれが好き、こういうのは嫌い、誰それさんはいつもカンパを出してくれる」
(職場の特殊事情などにより)「こういうことはしない方が良い」
などなど、いろいろ知っていたり経験したりした人が一杯いるはずです!
また、本当は新人になんか任せないで、
自分が幹事役やりたくてしかたない人だっているかもしれません。
失敗することを考え過ぎる前に、
そういう人たちに助けてもらうことを考えましょう。
ただし、「どうしたら良いか分からないから助けて貰う」のはダメですよ。
新人の幹事として、いい飲み会にしたいから、先輩達のお話を聞くのですからね。
結果、きっと楽しい飲み会となることでしょう。
まとめ
- 新人の幹事さんにとって大切なことは、まず良い会場・お店を探すこと。
- 職場を基点にして、行きやすい場所から選ぶのがよいですね。
- 会場の広さに余裕があり、お料理やお酒が美味しくて、値段もリーズナブルなら申し分ないです。
- ほかのお客さん、お店のマスター、店員さんなどの雰囲気も良く、それがお店全体の雰囲気の良さになっているようなお店は大歓迎。
- 条件を揃えたお店を自分だけで探したりすることは考えず、新人の幹事というハンデを逆手にとって、周囲の人が喜んでサポートしてくれる状況を作ってしまいましょう。
どうですか?
飲み会後、幹事としてだけでなく、
仕事のやり方として、褒められること請け合いですよ!
成功をお祈りしています!