離乳食が完了するのは1歳半くらいと言われています。
1歳になると、野菜や豆腐などももぐもぐと食べられるようになります。
材料によっては、大人と一緒の料理を取り分けることができるようになる時期ですので、
今回は、1歳児でも大丈夫な鍋の種類と味つけに使うタレについてお話したいと思います。
お野菜と良質なタンパク質をしっかりと取れるお鍋はおすすめです!
スープからも栄養がたっぷりと摂れますので、是非スープも活用しましょう。
もくじ
1歳児でも大人と一緒に食べられる鍋はこれ。市販のタレでもOK?
鍋と言えばお野菜と豆腐、白身魚などをイメージしませんか?
お野菜は身体にとても良いので、子供にも積極的に食べて欲しいですね。
1歳児でも大人と一緒に食べられる鍋は水炊きです。
基本的に、大人の場合はどんな野菜でも水炊きにしてポン酢などで食べて良いのですが、
1歳児に取り分ける時は、食べさせない方が良い野菜があります。
1歳児の食べる鍋に避けるべき野菜とは?
繊維質が多く固い野菜
レンコン・ごぼう・セロリなど
繊維質の多い食べ物は消化不良を引き起こす原因になります。
1歳児の胃腸は大人と比べると未完成ですので、これらのお野菜は食べさせないようにしましょう。
あくの強い野菜
茄子・たけのこ・ほうれん草・葱など
1歳児の味覚は大人よりもかなり敏感です。
野菜の中に含まれるあくは、1歳児にとってはえぐみが強すぎるため避けてください。
野菜嫌いになる原因にもなります。
痒みやアレルギーの原因となる野菜
里芋・山芋など
里芋や山芋など、ぬめりのある野菜は口のまわりにつくと赤くなり、痒みをもたらすことがあるので避けた方が無難です。
しかし、里芋は栄養価が高いというメリットがありますので、様子を見ながら少しずつ食べさせるといいでしょう。
このほか、お豆腐は1歳児にもおすすめの栄養価の高い食材ですので、鍋にたっぷりとお使いください。豆腐は絹でも木綿でもどちらでも良いと思います。
お魚は白身魚がおすすめですが、くれぐれも骨には気をつけてくださいね。
そして、具の次はタレも気になってくるところですよね??
ポン酢や市販のお鍋のタレは、
1歳児にとってはやはり塩分が高いですし、香辛料を含むものが多いので胃腸に負担がかかってしまいます。
1歳児には、取り分けて専用のタレを作り専用の鍋を作ってあげましょう。
最近は、ベビー用に開発されたカレー・シチュー・ハヤシルーも市販されていますので、
こういったものを利用して、1歳児でもいろんな味つけを楽しむことができます。
1歳児への鍋の取り分け方法はこうしよう
お鍋料理で、1歳児と大人で取り分けがしやすい材料の組み合わせと、
味つけ(大人用・1歳児用)をいくつかご紹介します。
①人参・ジャガイモ・玉ねぎ・豆腐を使った鍋
【カレー鍋のスープレシピ4人分】
水1200cc
和風だしの素 大さじ1と1/2
カレールー4かけら
しょうゆ・みりん大さじ各4
酒大さじ2
大人用:豚バラやウインナーを加えて【カレー鍋】
最後のしめはご飯を加えてとろけるチーズを乗せてリゾットに
1歳児用:お味噌少々と牛乳を加えて
優しいクリーミーな味のお鍋になります
②つぶコーン缶・トマト・鶏肉ミンチボール・小松菜の鍋
大人用:コンソメの素を加えて洋風お鍋に
やはりしめはご飯とチーズを加えてリゾットがおすすめです。
美味しいですよ。
1歳児用:お湯で薄めたコンソメにを使い牛乳を加える
クリーミーな味が好きな子供には牛乳を加えてください。
ミンチは1歳児にも食べられるのでおすすめの具材です。豚や鶏がおすすめです。
小松菜はアクが少ない葉野菜ですので1歳児にもおすすめですが、
茎の部分は避けて葉の部分を包丁で食べやすく切ってください。
※つぶコーンはのどにつまる危険があるため包丁で細かく刻んでください。
さいごに
大人と1歳児が取り分けできるお鍋レシピのアイディアはいかがでしたか?
1歳児にも食べられるくせのないお野菜を使うことで、
大人と共用できるのでママも時短ができます。
家事は工夫しながら楽しくしていきましょう。
お野菜は身体に良いので、たっぷりと大人も子供も一緒にモリモリ食べたい食材です。
小さい時からお野菜をたっぷりと食べる習慣をつけておくと、将来野菜嫌いになりにくいですよ!
さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。