冬の訪れとともにインフルエンザの流行も押し寄せてきます。
あなたはインフルエンザの予防接種をしていますか?
私は毎年の恒例行事のように、秋の終わりのころから冬の始めのころに予防接種をします。
最近のインフルエンザは、春まで流行するのでなかなか予防接種のタイミングがつかめませんよね?
13歳未満のお子さんは2回も予防接種をするので、スケジュール管理も大変ですよね!
また、ようやく予防接種を終えたとしても、お子さんの些細な変化に敏感になってしまうのが親心というものです。
インフルエンザの注射をしてからしばらくすると、注射痕がかゆくなり、赤く腫れることもありますよね。
私たち大人だとなんとなく気合いで我慢できていしまいますが、子供が注射痕をかゆがっていたり、腫れた部位を痛がっている姿は見ててかわいそうになっちゃいますよね。
さて、今回はインフルエンザの注射痕のかゆみの原因と対処法について書きたいと思います!
もくじ
インフルエンザの予防接種の注射痕がかゆい原因は?
そもそも、なぜ注射痕がかゆいのかご存知ですか?
インフルエンザの予防接種そのものが原因ではないのです!
これは俗に言う、
「副反応」なのです。
お子さんが小さい時に、予防接種三昧になる期間がありましたよね?
その時も、「副反応が出るかもしれない」と病院で説明があったかと思います。
この副反応とはアナフィラキシー症状などではなく、
熱が出たり注射痕がかゆくなったり腫れたりすることをいうのです。
もちろん毎年同じ症状になるとは限らず、今年だけかゆいなんて場合もあります。
でも、この注射後のかゆみは、あまり心配する必要はありません。
ワクチンの接種により、
身体がインフルエンザに対する抗体を作りだそうとしている働きが、
かゆみや腫れを引き起こしているそうなのです。
いわゆる、身体がインフルエンザウィルスと戦っている証拠ですので、様子をみましょう。
インフルエンザの注射痕のかゆみに薬を塗ってもいいの?
インフルエンザの予防接種の注射の痕がかゆくなったら、
悪化してしまうので、
決してかいたり、もんだり、叩いたりするのはやめましょう!
かきむしると、余計かゆさが広がり、赤くなったりもします。
(実は私、かいちゃいけないからと叩いた結果、腫れて痛くなった経験があります・・・。汗)
むやみに薬を塗るのも、あまりオススメしません。
かゆくなったり腫れてきてしまった場合は、
患部を保冷剤や冷却シートなどで冷やしてあげましょう。
これをするとかゆみが増す!予防接種当日に注意すべきこと
予防接種当日は身体が温まり過ぎると、更にかゆみが増してきますので、
以下のことに注意しましょう。
- お風呂は控えシャワーなどで済ませるようにしましょう。
- 飲酒は控えましょう。
- 激しい運動は控えるようにしましょう。
*お子さんには難しいとは思いますが、
親の言っていることが理解出来る年齢のお子さんでしたら
「今日は注射して身体が疲れているから、休ませてあげようね。」
と不安にならないように説明してあげましょう!
しかし、患部のみならず腕全体が腫れ上がってしまった場合や、
注射痕の腫れが3日以上引かずひどくなっている場合などは、病院へ問い合わせをしましょう。
インフルエンザの注射痕のかゆみについてのまとめ
インフルエンザの注射痕がかゆくなったり、腫れたりするのは、
身体がインフルエンザウィルスと戦って免疫力をつけているからです。
長引いたり日に日に悪化することがなければ、心配することはありません。
心がけることは、
- 注射痕はかいたりせず、冷やすこと
- 薬は塗らないほうがよい
- 身体が温まり過ぎることは避ける(お風呂、激しい運動、飲酒)
でも、腕全体が腫れ上がってしまった場合や、
注射痕の腫れが3日以上引かずひどくなった場合は、病院に問い合わせるようにしてくださいね。